生クリームを混ぜ ホイップクリームに
生クリームに砂糖を加えて、かき混ぜるとホイップクリームとなります。ホイップクリームは、生クリームの中に泡が入ったもので生クリームの発泡性によって泡立ち、カサ(体積)が増えます。
ビールの泡と違って生クリームは、硬く泡立ちます。
もっともっと かき混ぜたとしても限度があって、ある程度増えるとカサは増えません。
それどころか あまり混ぜすぎると分離してしまって、バターのようなものと水分に別れてしまいます。
特許調理具キスワンで生クリームをかき混ぜると
キスワンで調理すると、もう予想外のものができてしまいます。 例えば生クリームと苺と砂糖を混ぜたものをキスワンで調理するとそれはそれは凄いことになるのです。体積が増えるのです。
パンケーキにかけてみるとこんな風になります。
普通にホイップクリームをつくってみると
加圧せず、限界近くまでかき混ぜてホイップクリームを作ってみました。差は、歴然ですよね。
あなたなら、どちらを選びますか
並べてみるとその差は歴然
お問い合わせは電話06-6491-6339 またはお問い合わせフォーム杉原クラフト 杉原まで
同じカロリー・同じ甘さでホイップクリームを作ってみると
苺を入れたり、大きく膨らましたりすると 同量の砂糖では、甘みが違います。 そこで同じくらいの甘さになる様に砂糖を調製し、同じカロリーになる様に全体量を調整しました。 左:普通にホイップクリームをかき混ぜるとこんなくらいです。
相当泡立つように攪拌しました。
中:
キスワンで5atm.(5気圧、大気圧の5倍)加圧して攪拌してます。
砂糖の量が多いので泡立ちは悪いようですが倍以上の量になっています。
右:
同じくキスワンで5atm.加圧攪拌してます。
生クリームの代わりにカロリーが低い苺を加えたことにより、全体量は大きくなります。
見かけ比重が0.15にもできます。
見かけ比重とは、泡があるようなものの重さをその見かけの体積で割った値です。生クリーム自体の比重は水とほぼ同じ1ですが、泡が多く含めば含むほど小さい値になります。
上記写真の成分とカロリーと見かけ比重を下表に示します。
オーバーラン 驚異の 560パーセントも可能
どのくらい膨らんでいるかを表す数値として 生クリームのようなものは、オーバーランという値を使います。(単位体積当たりのホイップクリーム前の重量-単位体積当たりのホイップクリーム後の重量)÷単位体積当たりのホイップクリーム後の重量×100%
(単位体積とは例えば1mlとか100mlとか、重量を調べるときは、同じ体積を使います。)
上記表の見かけ比重よりオーバーランを上式求めると
左:185%
中:560%
右:300%
なります。
もちろん苺だけじゃありません
何かを加えて膨らます生クリームは、苺だけではありません。キスワンを使った生クリームの製造は、特許第5886713 (平28.2.19) になっています。
特許申請文書の中に どのようなものでできるかを調べた表が付いています。
下表をクリックすると大きくなって表が大きくなって内容がわかります。
膨らんでいても ”食べた感“ あります
膨らんでいるからといって ふわふわ感 ばかりで、食べた感 がないのではという意見もありますが、一度食べて下さい。それなりの満足感があります。
クリームチーズを添加するとそれなりの感じがあります。
時間が経ってもそれ程変化しません
そんなに膨らむと時間が経過すると分離するのではと思われる方もおいででしょうが、それ程でもありませんし、それ程小さくもなりません。↓ 72時間経てば ↓ 注;分離するものもあります。
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キスワンは特許商品
キスワンは「加圧式攪拌器」特許第5841833号(平27.11.20)で特許になっています。キスワンを使っていろんなものを混ぜたホイップクリームについては「食品入りホイップクリームの製造方法」特許第5886713号(平28.2.19)として特許になっています。